チューブで慎重に

今回は僅かな量のサンプルなので、ポンプレスでチューブを使い液を泡立てぬようゆっくりと出していきます。その後、再び樽を満量にして酸化など進行しない手立てを取ります。

満量用のシャルドネは、樽版とは平行して別の版を用意してあります。つまり、樽以外に100l前後は用意する必要がありますね。

ところで、前回の樽は濡れていましたが、今回の記事の樽は(同一の日です)濡れていませんね?これは説明の関係から順番が逆になりました。ワインを出した後に、樽に湿度を与えるために濡らしたのです。

さて、手作業で少量用瓶に詰めました。ここでも酸化を極力防ぐためにできるだけ満量にしておきます。この後は冷暗な場所を選んで一時保管します。それにしても…昨年クロップしたシャルドネが澄み切った状態で熟成を続けてくれている姿を見て…感動しました。

これも指導して頂いている醸造所様が普段からきちんと管理してくださっているからこそです。こうして、またしてもオーナー様の作業を邪魔してしまいました!すみません!

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