5月下旬に、本年植えのメルローの一部が食害に遭いました。どうも動物たちには新芽付近がとても旨いらしく、ばくばくと食べてしまいます。
今年は、獣柵(じゅうさく。獣害柵ともいう)の部材準備はしていたのですが、先行して柵の支柱を建てる作業が難航し、網の設営が遅れていました。地中15㎝ほど地下を掘ると必ず存在する石が原因です。
石の分布は想定内でしたが、想像より石、一つ一つのサイズが大きかった。そこで、石を避け掘り進む作戦を中止し、石を排除して掘る策に変更しました。
それゆえ、80本建てる支柱打ち込みに丸4日もかかる事態に。けれど、支柱さえ建ててしまえば網の敷設がスピーディーに進みます。今回、短時間で50m×3区間を設営できました。
ところで食べた犯人は鹿です。フォトの左側に食べられた後、2週間後の部分を拡大しておきました。植物は早速失われた部位の再生を始め、食害の直前の部位から成長を始めています。植物はタフですね。